活用提案・アイデア・ノウハウ

国際通りの店舗必見!観光客を呼び込む宣伝ノウハウとスタッフ演出術

はじめに

沖縄県那覇市の「国際通り」は、那覇の中心地に位置する全長約1.6kmの観光・商業ストリートです。戦後の焼け野原から急速に復興を遂げたことから「奇跡の1マイル」とも呼ばれ、今では約460もの土産店や飲食店、ホテルが軒を連ね、昼夜を問わず多くの観光客でにぎわっています。地元の人々にも親しまれる通りで、沖縄グルメを堪能できる食堂や市場、琉球ガラスや紅型などの伝統工芸品を扱うショップも揃い、歩くだけで沖縄文化を体感できます。

特に日曜日には、車道が歩行者天国となる「トランジットマイル」が開催され、音楽や舞踊のイベントが披露されるなど、観光客にとって特別な体験が楽しめる時間となります。アクセスも便利で、ゆいレール県庁前駅や美栄橋駅から徒歩圏内にあり、那覇観光の出発点として最適なスポットです。歴史と賑わい、そして文化が融合した国際通りは、沖縄旅行で必ず訪れたい人気の観光地といえるでしょう。

 

国際通りの特徴

その特長の一つが「店舗装飾の派手さ」です。南国らしいカラフルな看板や、沖縄文化を前面に打ち出した店構えが多く、各店舗が観光客の注目を集めようと競い合っています。その結果として、派手で個性的な装飾が多く、どの店舗も目立っているはずなのに埋もれてしまうという現象が起こりやすいのが実情です。

とくに観光シーズンには、通り沿いの視界は情報量が非常に多くなり、「通行人の目に留まる」こと自体が難しくなります。そのため、国際通りで店舗を運営するには、装飾や看板の“見せ方”や“角度”“写真映え”など、細部にこだわった差別化戦略が不可欠です。

ただ派手にするのではなく、通行人に「ここで写真撮りたい!」、「ここの店員さん面白そう!」など他の店舗とは違った角度から客を引き込むことが重要です。

 

 

何をすべきなのか

1.広告ツールが埋もれる国際通り

国際通りでは、のぼり旗や看板といった一般的な広告ツールは、ほとんどすべての店舗で活用されています。通りを歩けば、赤や青、黄色などカラフルなデザインの看板や旗が立ち並び、観光客の目に次々と飛び込んできます。お土産店では定番商品の写真やキャッチコピーが大きく掲げられ、飲食店では沖縄そばやゴーヤーチャンプルーのメニュー写真が迫力あるサイズで表示され、視覚的に強いインパクトを与えています。

しかし、こうした装飾が多く並ぶことで街全体が「広告の洪水」となり、逆に一つひとつの店のメッセージが埋もれてしまいがちです。観光客は歩きながら膨大な情報を一度に受け取るため、どの店に何があったのか、後になって思い出せないことも少なくありません。結果として、「どこも同じように派手で目立つ店ばかり」という印象に集約され、特定の店舗の存在感が弱まってしまうのです。

つまり、国際通りにおいては、従来型ののぼりや看板を設置するだけでは競合との差別化が難しく、観光客の心に残りにくいのが現状といえます。これからは、単なる視覚的アピールに頼るのではなく、「体験」や「印象」といった、より深いレベルで記憶に残す工夫が求められています。

2.差別化のカギは「スタッフの印象」

数ある店舗の中から選ばれるための鍵となるのは、派手な看板や目立つ広告ではなく、「店舗スタッフの印象」です。観光客にとって、旅行中の一期一会の出会いは強く記憶に残るものです。だからこそ、スタッフの第一印象が「この店は雰囲気がいい」「入ってみたい」と思わせるかどうかを大きく左右します。

にこやかな笑顔や丁寧で温かみのある言葉遣いはもちろん、沖縄らしさを取り入れたユニフォームや小物を身に着けるだけでも、その場の空気は一気に変わります。紅型柄を取り入れたシャツや、ハイビスカスのアクセサリー、あるいはシーサーをあしらった小物など、観光客が「沖縄らしい!」と感じる工夫は、写真や記憶に残りやすい仕掛けとなります。

3.SNSで広がる自然な口コミ

観光客は旅先での体験を写真や動画に収め、それをSNSに投稿することが非常に多い傾向にあります。特に沖縄のようなリゾート地では「映える瞬間」を探している人が多く、ユニークな演出や親しみやすいスタッフとの交流は、絶好のコンテンツになります。スタッフの親しみやすさやユニークな衣装が自然に写真や動画に収められ、それがそのまま拡散されることで、費用をかけずとも口コミ効果を生み出すことができるのです。

例えば、紅型柄の衣装やハイビスカスをあしらった小物を身につけたスタッフ、あるいはシーサー風のユニークなコスチュームを着たスタッフが笑顔で対応している場面は、観光客にとって「沖縄でしか撮れない特別な写真」となります。その写真はInstagramやX、TikTokなどに投稿され、フォロワーの目に触れることで店舗の存在が広く知られるようになります。



声かけの一工夫とは

ⅰ.声かけだけでは差別化が難しい国際通り

先ほども触れたように、国際通りではのぼり旗や看板などの広告ツールはあたり前に使われており、さらに店舗スタッフによる声かけも多くの店で行われています。そのため、単なる「声かけ」だけでは他店との差別化が難しく、観光客の記憶にも残りにくいのが実情です。

ⅱ.スタッフ自体がフォトスポットになる!

そこで提案したいのが、「スタッフ自体がフォトスポットになる!」という発想です。これは、スタッフ自身が広告塔の役割を担い、観光客にとって「一緒に写真を撮りたい」と思わせる存在になるというものです。街中でよく見かける着ぐるみのキャラクターが良い例で、自然と人が集まり、撮影や交流が生まれます。

ⅲ.沖縄だからこそ映える演出

沖縄というリゾート地ならではの演出を取り入れることで、店舗の存在感は一段と高まります。例えば、伝統的な紅型模様をデザインに取り入れた法被を身にまとったスタッフは、街全体に沖縄らしい華やかさを添え、観光客に強い印象を与えます。さらに、ハイビスカスやブーゲンビリアなど南国の花をあしらったアクセサリーを身につけるだけでも、スタッフの雰囲気がぐっと明るくなり、写真映えする存在として注目されます。

また、シーサーをモチーフにしたユニークな衣装を着たスタッフが店先に立てば、まるで動くフォトスポットのような効果を発揮します。観光客は「沖縄らしい体験」として自然と写真を撮りたくなり、そのままSNSに投稿することで、店舗名や雰囲気が拡散され、広告効果は飛躍的に広がります。特に若い世代の観光客は「映える瞬間」を求める傾向が強いため、スタッフ自体が思い出作りの一部になる仕掛けは非常に有効です。

ⅳ.体験として記憶に残る仕掛け

単なる商品の呼び込みにとどまらず、「この店のスタッフと写真を撮った」という体験そのものが、観光客にとってかけがえのない旅の思い出となります。商品や看板は時間が経つと記憶から薄れてしまいますが、人との交流や写真に残る体験は心に長く残ります。スタッフとの触れ合いが「沖縄旅行で一番楽しかった瞬間」として語られることも十分あり得るのです。

結果として、その店舗は「商品を買った場所」ではなく「楽しい雰囲気を体験できた店」として強く記憶されます。「また沖縄に行ったら立ち寄りたい」と思わせるきっかけとなり、観光客の再訪につながります。さらに、撮影された写真はSNSを通じて友人や家族に共有され、「国際通りでこんなおもしろいスタッフに会ったよ」という口コミ効果を生み出します。これは広告費をかけずに自然に広がる強力な宣伝となり、他店舗との差別化にも直結します。

 

スタッフ着用アイテムのご紹介

ここでは、スタッフ自身がフォトスポットになるための弊社イチオシアイテムを特別にご紹介します!

なんだこのスタッフは!?その①:【背負う広告!】おっしょいのぼり旗

沖縄国際通り のぼり旗

 「どこでも使える!背負うタイプの新発想『おっしょいのぼり旗』登場!

今までありそうでなかった、背中にリュックのように背負うだけで使える斬新な“のぼり旗”。イベントやプロモーションでのぼり旗を使いたいけれど、設置場所がなくて困ったことはありませんか?そんな時、この『おっしょいのぼり旗』が大活躍します!

設置の手間はなく、スタッフが担ぐだけ!

こんなスタッフがいたら、近寄りたくなるものです!

⇒使用動画はこちら

なんだこのスタッフは!?その②:【可愛く背負う広告!】エンジェルバナー

 

沖縄国際通り のぼり旗

沖縄国際通り のぼり旗

 

新商品「エンジェルバナー」のご紹介! イベントや展示会で大活躍する商品で、簡単に組み立てて背負うだけで使用可能です。羽根を背負い、あなた自身が動く広告塔に変身してみませんか?

 こんなスタッフがいたら、近寄りたくなりませんか?

複数のデザインをご用意しております!

・組み立て簡単

リュック型で背負うだけで使用可能。

・視認性抜群

背中に大きく広がるデザインで、遠くからでも目に入りやすい。

・持ち運び可能

本体はリュック型で、使用しないときはコンパクトに収納できます。

・カスタマイズ可能

デザインや形は用途に合わせてカスタマイズ可能です。ご相談ください。

 

なんだこのスタッフは!?その➂:【ジャパニーズカルチャー!】はっぴ

沖縄国際通り 法被

沖縄イベントの定番アイテム!お祭り気分を盛り上げる「はっぴ」はいかが?

イベントやお祭りといえば、やっぱり「はっぴ」!沖縄のにぎやかな雰囲気にもぴったりで、会場を華やかに演出してくれます。スタッフの目印にもなり、来場者からも一目でわかるのが嬉しいポイント。

着るだけの簡単スタイルで、どなたでも使いやすいフリーサイズをご用意。さらに、フルカラー印刷に対応しているので、ロゴやイラストを入れたオリジナルデザインも自由自在。沖縄らしい柄や色を取り入れれば、さらに特別感アップです!

 

まとめ

沖縄・国際通りで通行人の足を止めるには、“ただ派手にするだけ”では差別化が難しいのが現実です。数多くの観光客でにぎわうこのエリアでは、視認性だけでなく「思わず写真を撮りたくなる」「声をかけたくなる」といった“体験型のしかけ”が求められます。

そこで有効なのが、「スタッフ自体がフォトスポットになる」仕掛け。背負うタイプののぼり旗「おっしょいのぼり」や、羽根型の「エンジェルバナー」、さらには沖縄の雰囲気にぴったりな「はっぴ」など、動きながら注目を集めるアイテムを活用することで、自然と人の目を引き、記憶に残る店舗体験へとつなげることができます。

通行人に“見つけてもらう工夫”、今こそはじめてみませんか?